進行胆道癌に対する1次治療として、ナノリポソーム型イリノテカン(Nal-IRI)+5-FU+ロイコボリン(LV)は有望な有効性を示し、4カ月時の無増悪生存(PFS)率は51.02%となることが、非盲検、非比較、多施設共同、第2相のランダム化比較試験NIFE(AIO-YMO HEP-0315)の最終結果から示された。新たな安全性の知見はみられなかった。肝内胆管癌と肝外胆管癌では薬剤に対する反応が異なり、Nal-IRI+5-FU+LVは肝外胆管癌で明らかなベネフィットが認められた。9月16日から21日までWEB上で開催されている欧州臨床腫瘍学会(ESMO 2021)で、ドイツUniversity of UlmのLukas Perkhofer氏が発表した。
Source: 一般情報
進行胆道癌の1次治療としてナノリポソーム型イリノテカン+5-FU+ロイコボリンが新たな選択肢となる可能性【ESMO 2021】
進行胆道癌の1次治療としてナノリポソーム型イリノテカン+5-FU+ロイコボリンが新たな選択肢となる可能性【ESMO 2021】
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