睡眠時無呼吸症候群

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 睡眠時無呼吸には閉塞性(OSA)と中枢性(CSA)があり、OSAが大多数であるが、心不全、脳卒中後の患者ではCSAもみられる。わが国と診断基準は違うが米国では年間に診断されるOSAの新規患者が2010年では年間650万人を超え、この17年間に15倍に増加し、不眠患者数とほぼ同数になったと報告された。OSAの標準的治療である持続気道陽圧(CPAP)治療患者は、厚生労働省の統計から40万人を超えると考えられ、最近3年間では約4万人ずつ増加し(表1)、CPAP使用患者の半数以上は60歳未満である。OSAは高血圧、糖尿病、虚血性心疾患、心不全、脳卒中、慢性腎障害(特に重症例)、うつ病などでさらにその頻度は増加する。
Source: 一般情報
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