外国人労働者の受診から見えてくるもの

投稿日:

 「円安・物価高・コロナ禍」の「三重苦」が、信州の山あいの町や村にもダメージを与えている。三重苦は各界、各層に影響を及ぼすが、佐久地方で深刻な状況に置かれているのが、フィリピンやベトナム、インドネシアなどから農家に働きにきている外国人労働者=「技能実習生」たちだ。 いつの時代もそうだが、ただでさえ厳しい環境に置かれている外国人労働者は、生活に困窮し、健康を害すると医療機関を受診する。外国人労働者にとって医療機関は最後の頼みの綱である。 私が、奥山の診療所長を務めていた二十数年前は、東南アジアから「興行ビザ」で来日する女性たちが多く、HIV感染や結核などを悪化させるケースが目立った。母国の
Source: 一般情報
外国人労働者の受診から見えてくるもの

-未分類

Copyright© 医学学会ニュース , 2024 AllRights Reserved Powered by AFFINGER4.