移植非適応の新規診断多発性骨髄腫(NDMM)に対する1次治療として、ボルテゾミブ・レナリドミド・デキサメタゾン併用療法(VRd)に抗CD38抗体イサツキシマブを追加した4剤併用療法(IsaVRd)は、VRd療法に比べて有意に無増悪生存期間(PFS)を延長できることが明らかとなった。国際共同無作為化フェーズ3試験であるIMROZ試験の中間解析で明らかになった。5年追跡でのPFS中央値は未達で、IsaVRd群の46.8%の患者が12カ月以上にわたり微小残存病変(MRD)陰性の完全奏効(CR)を維持していた。 5月31日から6月4日まで開催された米国臨床腫瘍学会2024(ASCO 2024)でフランスUniversity of Lille, CHU LilleのThierry Facon氏が報告した。
Source: 一般情報
移植非適応新規診断多発性骨髄腫に対するVRdへのイサツキシマブ併用は持続的な深い奏効とPFSの有意な延長をもたらす【ASCO 2024】
移植非適応新規診断多発性骨髄腫に対するVRdへのイサツキシマブ併用は持続的な深い奏効とPFSの有意な延長をもたらす【ASCO 2024】
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