遺伝子検査がもたらす大腸癌治療の変革

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 ESMO2019では、大腸癌の治療選択で、遺伝子検査の重要性がより高まってきたことが示される報告が複数ありました。BRAF V600E遺伝子変異陽性の進行大腸癌への3剤併用療法、2剤併用療法の有用性示したBEACON CRC試験、循環腫瘍DNAでERBB2遺伝子の増幅を確認し、トラスツズマブとペルツズマブの併用効果を示したTRIUMPH試験などです。また、Stage II、IIIの大腸癌で術前と術後のctDNAを解析し、術後補助化学療法の必要性を判断する世界規模の研究「CIRCULATE IDEA」も計画されていることが明らかになりました。国立がん研究センター東病院消化管内科長・研究実施管理部長の吉野孝之氏に、これらの試験の意義、臨床に与える影響などについて解説していただきました。
Source: 一般情報
遺伝子検査がもたらす大腸癌治療の変革

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