自粛の「解禁ムード」に募る危機感

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 新型コロナウイルス対策での自粛の「解禁ムード」に危機感を覚える。政府の専門家会議は3月19日に示した見解で、欧米のような「オーバーシュート」(爆発的な患者急増)が国内で起こり得ると指摘した。にもかかわらず、この警告が世の中に伝わらず、文部科学省が春休み明けの学校再開に関する指針を策定したこともあり、解禁ムードが漂っている。格闘技の大イベントまで開催されてしまった。 自粛による経済的損失、社会機能の麻痺といったマイナスは大きい。だが、多くの生命が失われている緊急事態に「一定程度感染が抑えられている」という現況を頼りに自粛を緩めていいものだろうか。医療従事者と、一般社会とのコミュニケーションの難
Source: 一般情報
自粛の「解禁ムード」に募る危機感

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