腎細胞癌の免疫療法後に分子標的薬を投与することの意義

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 進行腎細胞癌において、癌免疫療法(I-O)を行った後の分子標的薬の投与で、良好な抗腫瘍効果が得られることが明らかになりました。ニボルマブとエベロリムスを比較したフェーズ3試験CheckMate 025と、ニボルマブとイピリムマブの併用療法とスニチニブを比較したフェーズ3試験CheckMate 214に参加した、日本人を対象に解析したAFTER I-O studyによるものです。またCheckMate 025試験とCheckMate 214試験の長期観察の結果、I-Oによる有意な生存改善と持続的な効果が確認されました。2月に米サンフランシスコで開催されたGenitourinary Cancers Symposiumで発表されたこれらの結果の解釈と、日本の実臨床における治療戦略について、新潟大学医歯学総合病院長(泌尿器科 教授)の冨田善彦氏に解説していただきました。
Source: 一般情報
腎細胞癌の免疫療法後に分子標的薬を投与することの意義

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