大腸癌肝転移治癒切除後の術後補助化学療法にmFOLFOX6が加わる可能性

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 5月29日から31日までバーチャル形式で開催された米国臨床腫瘍学会では、今後の大腸癌診療を変えうる複数の発表がありました。その1つが、日本で行われたJCOG0603試験です。大腸癌肝転移治癒切除後の術後補助化学療法としてmFOLFOX6は無病生存期間を有意に延長しました。またKEYNOTE-177試験では、MSI-HまたはdMMRの進行大腸癌の1次治療として、ペムブロリズマブ単剤が有効なことが示されました。HER2高発現の進行大腸癌に対し、トラスツズマブ デルクステカンを評価したDESTINY-CRC01試験、BRAF V600E遺伝子変異陽性進行大腸癌に対し、BRAF阻害薬を含む3剤併用療法を評価したBEACON CRC試験の結果も発表されました。これら試験結果の解釈と臨床に与える影響について、東京医科歯科大学の植竹宏之先生に伺いました。
Source: 一般情報
大腸癌肝転移治癒切除後の術後補助化学療法にmFOLFOX6が加わる可能性

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