インフリキシマブ・バイオシミラーの臨床試験

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炎症性関節炎に続いてクローン病でも、インフリキシマブのバイオシミラーは、有効性と安全性は先発品(レミケード)に劣らないという研究が報告されました。

仏国民健康保険基金のAntoine Meyer氏らは、クローン病患者に対して抗TNFαモノクローナル抗体バイオシミラーであるCT-P13を投与された患者の治療成績を比較して、有効性の非劣性を確認し、安全性にも差はなかったと報告した。結果は、Ann Intern Med誌電子版に2018年12月11日に掲載された。

インフリキシマブ(先発品の商品名レミケード)は、世界各国で、クローン病、潰瘍性大腸炎、強直性脊椎炎、関節リウマチ、乾癬性関節炎、慢性尋常性乾癬などの治療に用いられている。CT-P13は、インフリキシマブ・バイオシミラーで、強直性脊椎炎や関節リウマチなどの患者に対する有効性と安全性が示されている。

情報名

販売名 インフリキシマブBS点滴静注用100mg「NK」
薬効分類 抗ヒトTNFαモノクローナル抗体製剤
一般名 インフリキシマブ(遺伝子組換え)[インフリキシマブ後続1]
先発品名 レミケード点滴静注用100
効能・効果 ・既存治療で効果不十分な下記疾患
関節リウマチ(関節の構造的損傷の防止を含む)
尋常性乾癬、関節症性乾癬、膿疱性乾癬、乾癬性紅皮症
・次のいずれかの状態を示すクローン病の治療及び維持療法
(既存治療で効果不十分な場合に限る)
中等度から重度の活動期にある患者
外痩を有する患者
・中等症から重症の潰瘍性大腸炎の治療
(既存治療で効果不十分な場合に限る)
規制区分 生物由来製品、劇薬、処方箋医薬品(注意-医師等の処方箋により使用すること)
貯法 遮光、2〜8℃に保存、密封容器
使用期限 5年(バイアル及び外箱に表示)

情報名

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