切除可能NSCLCの術前療法としてアテゾリズマブ投与が有効である可能性【WCLC 2020】

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 IB期からIIIB期の切除可能非小細胞肺癌(NSCLC)の術前療法として、抗PD-L1抗体アテゾリズマブの投与が有効である可能性が明らかとなった。フェーズ2試験であるLCMC3試験で、術前にアテゾリズマブを投与することでMPR(major pathological response、残存癌が10%以下)率が21%、病理学的完全奏効(pCR)率が7%となった。また、アテゾリズマブの術前療法は手術までの期間が短く、R0手術率も高く、合併症の発生と術後の早期死亡は少なかった。
Source: 一般情報
切除可能NSCLCの術前療法としてアテゾリズマブ投与が有効である可能性【WCLC 2020】

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