EGFR変異陽性NSCLCの術後補助療法としてのゲフィチニブは化学療法よりDFSとOSを有意に延長できず【ASCO 2021】

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 II期からIII期のEGFR変異陽性非小細胞肺癌(NSCLC)に対して、完全切除後の術後補助療法としてゲフィチニブを投与することは、シスプラチン+ビノレルビンを投与した場合に比べて早期の再発抑制傾向はあるが無病生存期間(DFS)と全生存期間(OS)を有意に延長できないことが明らかとなった。ただし、DFSとOSは非劣性であり、またシスプラチン+ビノレルビン投与が不適の患者集団にゲフィチニブを用いることができる可能性も示唆された。日本で実施された無作為化フェーズ3試験であるIMPACT試験(WJOG6410L試験)の結果示された。
Source: 一般情報
EGFR変異陽性NSCLCの術後補助療法としてのゲフィチニブは化学療法よりDFSとOSを有意に延長できず【ASCO 2021】

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