イボコロリで首イボをとることはできる?リスクと効果

巷で出回っている「首イボはイボコロリでとることができる」噂を耳にしたことのある方も少なくないことでしょう。はたしてこの噂は本当なのでしょうか?イボコロリの効果とリスク、実態について迫ります。

◆イボコロリとは?

イボコロリは今から100年以上前に横山製薬という製薬会社が製造し、販売し始めた医薬品です。皮膚科で治療せずとも、自宅で簡単にイボを治すことに一役買う商品でもあります。

◆イボコロリの効能・効果

イボコロリは「サリチル酸」と「コロジオン」が主な成分です。サリチル酸は、角質を軟らかくする成分が主な役割です。一方、コロジオンは傷口を乾燥させて角膜を作る成分を持っています。

イボができた部分に塗っていくと、幹部に浸透してやがて白く変色していきます。4日ほどで表面も柔らかくはがれ始めるので、そのままはがしてイボをとるという形です。

 

◆イボコロリで首イボをとることはできる!?

さて、それではイボコロリは首イボにも効果があるのでしょうか。

残念ながら首イボはイボコロリでは取ることはできません。その理由は、イボコロリは感染性のウイルスイボに効果を示す医薬品だからです。

過去記事の「首イボの原因」で説明しましたが、首イボの原因は「老化」による古い角質が残っていることが主な要因です。

ウイルス性イボは首にできにくく、首のイボのほとんどが非感染性になります。そのためイボコロリの対象ではなく、首イボを治すことはできません。

◆首イボにイボコロリを塗る危険性

しかしイボに種類があることを知らずに、首イボを治したいがためにイボコロリを塗ってしまう方もいるかもしれません。もし首イボにイボコロリを塗ってしまうと、治すどころか悪化する危険性があります。

実際に首イボに使ってしまった方の口コミや体験談を見ていると「イボが取れずに色素沈着してしまった」「跡が残ってしまった」などの声が見受けられました。

製薬会社も予期せぬ悪化を防ぐために、注意書きとして「次の場所に使用しないでください。『首などの皮膚のやわらかい部分』」ときちんと明記されています。

首は皮膚が薄いので、誤って塗ってしまうと、跡になる危険性や色素沈着などを招く恐れがあります。注意書きをよく読み、イボコロリは首に使用しないようにしましょう。

◆首イボに使えるイボコロリもある

けれども、現在イボコロリには3種類あります。液状タイプ、ばんそうこうタイプ、内服薬タイプです。

1.液状のイボコロリ

1つ目が先ほど紹介した液状のイボコロリです。首イボをとる目的に合致していないので、使用は控えましょう。

 

2.ばんそうこうタイプのイボコロリ

2つ目の絆創膏タイプも分厚い皮を溶かすことができるほど強力な薬品になっています。実際に薬局へ行けばわかりますが、足の裏のイボ写真がパッケージに書かれている通り、皮膚の厚い場所に適しています。首の皮膚は薄いため、ばんそうこうタイプもおすすめできません。

 

3.内服薬タイプのイボコロリ

しかし3つ目の内服薬「イボコロリ内服錠180錠」は首イボを治すためにも使えます。その理由は有効成分が「ヨクイニン」だからです。ヨクイニンはハトムギから抽出される成分ですが、皮膚の細胞を新しく生成する作用があります。だからこそ首イボ治療にも効くといえるでしょう。

◆まとめ

首イボをとるために液状やばんそうこうタイプのイボコロリの使用はやめましょう。治るどころか跡が残り、色素沈着を招く恐れがあります。しかし内服薬のイボコロリは、代謝を上げて皮膚細胞を新しく作る働きがあるので、首イボに使うのもありです。今後の首イボ治療の参考にしてみてください。

皮膚科でできる4種類の首イボ除去法の特徴について

◆はじめに

首元にぷっくりと膨らんだイボができると、人目も気になり早めに取りたいと考える方も多いでしょう。切除をするというと、手術をイメージしがち。しかし首イボの治療の場合には手術よりももっと手軽に取る方法があります。あとから後悔しないためにも各治療法の特徴を押さえて、適切な治療をしたいところです。そこで、今回は「皮膚科でできる4種類の首イボ治療法の特徴について」を紹介します。

1.ハサミによる切断

治療というと外科的なイメージを持つ人も多いかもしれません。首イボ治療に関しては、ハサミによる切断も一般的です。先端のとがったハサミで首イボの飛び出た部分をとっていく治療法です。非常に原始的ですが、手軽にできる手法でもあります。

 

1-1.注意点

しかし注意すべきなのが「皮膚科」で受ける点です。はさみならどの家庭でもあるので自分で首イボを取る方法として捉えてしまうかもしれません。しかし、きちんと消毒や除菌をしないと、切断口からばい菌が入り、感染症を引き起こすこともあります。イボをとりたいのなら、ちゃんと病院へ行きましょう。

 

2.炭酸ガスレーザー

炭酸ガスレーザーは光によってイボなど突起物を取り除くことができます。レーザーの削る角度や深さを自由に調整ができるので、首イボだけでなく、傷跡やニキビ跡などをレーザーによって取ることが可能です。レーザーなので跡が残らずに、きれいにイボを取り除けます。

 

3.凍結治療

凍結治療法は、窒素を使った治療法です。液体窒素を使用することで、皮膚を低温度にして凍らせることができます。凍結させた部分は正常な部分と皮膚が壊死している部分とに分けられます。それらを見分けて異常な部分であるガンなどの腫瘍や首イボなどを切除して、治療することが実現します。

 

4.手術

手術は局所麻酔を打ち、麻酔が回ったのを見計らって首イボを除去します。すぐに治したいから確実に取ることはできる手術を選択する方もいます。しかし首イボ治療で手術をする場合は、たいてい最終手段として活用されることが一般的です。ピンセットやハサミで取ったり、レーザーを当てたりするのと比べると、直接メスを入れる手術は心身に負担をかけるからです。

◆まとめ

いかがでしたでしょうか。治療法というと、メスを入れて着るイメージの方が多いものですが、小粒のものであればはさみやピンセットで取り除いたり、炭酸ガスレーザーや凍結治療で取ったりする方も少なくありません。安易に手術を選択するのではなく、首イボの取る方法を知って、目的に合う方法を選び取りましょう。

 

◆予告

さて、次回は「皮膚科でできる首イボ除去法のメリット・デメリットを比較検討」です。各治療法の良さと注意点などを細かくお伝えしていきます。

 

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