留学したらロックダウン

　コロナ禍の中でニューヨークに留学した谷口寛和先生へのZoomインタビュー、第2弾。前回に引き続き、この4月に帰国する直前に聞いた内容を、崎長ライト脚色の再現ドラマも加えてお届けします！　谷口寛和はニューヨークのセントラルパークを歩いていた。　少し暖かくなったといえ、まだ朝方は氷点下になるときもある。日曜日の朝、広い公園は人気がまばらで、芝の上に、erratic block（迷子石）と呼ばれる巨石がごろごろと並ぶ間を歩いていた。あと、ひと月で、日本へ帰る。　医師となって11年目の2019年9月から2022年3月までの、2年半の留学生活。「あっという間だったなあ」　谷口は目の前に立ちはだかる巨石の粗い岩肌を手袋の上か
Source: 一般情報
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