難治性の慢性骨髄性白血病に対する新たなチロシンキナーゼ阻害薬

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 2022年5月25日、抗悪性腫瘍薬のアシミニブ塩酸塩(商品名セムブリックス錠20mg、同錠40mg)が薬価収載と同時に発売された。同薬は、3月28日に製造販売が承認されている。適応は「前治療薬に抵抗性または不耐容の慢性骨髄性白血病」、用法用量は「1回40mgを1日2回、空腹時に経口投与。なお、患者の状態により適宜減量する」となっている。 慢性骨髄性白血病(CML)は、骨髄の造血幹細胞に異常が生じる白血病であり、骨髄の造血幹細胞の第9染色体と第22染色体の相互転座により生じたフィラデルフィア染色体が認められる。この相互転座によりABL遺伝子とBCR遺伝子が融合したキメラ遺伝子(BCR-ABL遺伝子)が産生するBCR-ABL1チロシンキナーゼ
Source: 一般情報
難治性の慢性骨髄性白血病に対する新たなチロシンキナーゼ阻害薬

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