心腎貧血症候群を読み解くカギは「鉄」

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 慢性心不全と慢性腎臓病(CKD)、そして貧血が互いに影響し合い、悪循環を生じるとする「心腎貧血症候群」という概念を基に、心不全・CKD患者の貧血に積極的に介入すべきだという考え方がある(関連記事:HIF-PH阻害薬は心不全の腎性貧血もターゲット)。しかし、心不全患者に赤血球造血刺激因子製剤(ESA)を投与してヘモグロビン(Hb)を補正しても、生命予後の改善は認められなかったという大規模試験(RED-HF試験)の結果もある。では、心腎貧血症候群はどのように解釈したらよいのだろうか──。東邦大学医療センター大橋病院腎臓内科教授の常喜信彦氏に聞いた。(文中敬称略)──心腎貧血症候群の概念を実臨床に役立てようとする場合
Source: 一般情報
心腎貧血症候群を読み解くカギは「鉄」

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