足白癬

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 足白癬は皮膚糸状菌(T.rubrumやT.mentagrophytes)が趾間、趾腹および足底などの毛のない部分に侵入・繁殖した感染症です。足白癬の有病率は21.6%(日本全体での患者数は2,500万人程度)と推計されています(2007年)。足白癬は、次の3つの臨床型に分けられます。趾間型では、紅斑、浸軟、鱗屑が同部位に限局します。次第に趾間から趾腹や掌蹠に感染拡大すると、痒みを伴う水疱や汗疱状の鱗屑がみられる小水疱型(汗疱型)に移行します。小水疱型では急性炎症により痒みが強く、id 反応(内因性アレルギー反応)による白癬疹を起こす原因となります。角化型では、炎症が軽微で主症状は掌蹠全体の過角化で、痒みはほとんどみられません。足白
Source: 一般情報
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