湯船につかって、目を閉じて

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 文人たちにも愛された広島が誇る名勝地、鞆の浦。 海原に手が届きそうな露天風呂を備えた、港のほとりに一泊した。 冬空に日が昇ったばかりの瀬戸内海を一望できる朝風呂は格別である。 早起きをした私以外、誰もいない貸し切り状態。 目を閉じて、周りの音に耳を澄ましてみる。 物心ついた頃から、湯につかるのが好きだった。同世代の子どもたちはお風呂を嫌ったようだが、私はむしろ毎日湯船につかることをせがんだという。 銭湯に行って、くらくらするまで長湯をするのも好きだった。頭にタオルを乗せるとのぼせにくくなるのを知ってからは、家族で一番の長風呂になった。 日本各地の名湯を巡る旅も、もちろん好き
Source: 一般情報
湯船につかって、目を閉じて

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