転移性乳癌に対する原発巣切除は全身療法単独に比べてOSを改善しないが局所制御に優れる【ASCO 2023】

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 遠隔転移を有する乳癌に対して全身療法に加え原発巣切除を行うことは、全身療法単独と比較して全生存期間(OS)を改善しなかったことが、ランダム化フェーズ3試験のJCOG1017試験(PRIM-BC)で明らかになった。また原発巣切除により局所無再発生存期間は有意に改善し、局所制御は優れていたことが確認された。6月2日から6月6日までシカゴで開催されている米国臨床腫瘍学会(ASCO 2023)で、岡山大学病院乳腺・内分泌外科の枝園忠彦氏らが発表した。
Source: 一般情報
転移性乳癌に対する原発巣切除は全身療法単独に比べてOSを改善しないが局所制御に優れる【ASCO 2023】

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