大腸癌の術後ctDNA陽性はctDNA陰性に比べてDFSが不良、ctDNA陽性には術後化学療法が有用である可能性を確認【ESMO 2023】

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 手術を受けた大腸癌患者において循環腫瘍DNA(ctDNA)は重要な予後因子であり、手術後にctDNA陽性だった患者はctDNA陰性の患者に比べて無病生存期間(DFS)は不良で、ctDNA陽性患者では術後化学療法によりDFSが改善する可能性が、リキッドバイオプシーによるスクリーニング研究であるGALAXY研究(CIRCULATE-Japan)のアップデート結果で確認された。10月20日から24日にスペイン・マドリードで開催されている欧州臨床腫瘍学会(ESMO 2023)で、国立がん研究センター東病院消化管内科の中村能章氏らが発表した。
Source: 一般情報
大腸癌の術後ctDNA陽性はctDNA陰性に比べてDFSが不良、ctDNA陽性には術後化学療法が有用である可能性を確認【ESMO 2023】

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