切除不能局所進行膵癌のコンバージョン率はnab-パクリタキセル/ゲムシタビンとFOLFIRINOXで差がない可能性【ESMO2019】

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 切除不能な局所進行膵管腺癌(PDAC:pancreatic ductal adenocarcinoma)に対する導入化学療法としてnab-パクリタキセル/ゲムシタビンの投与を行い、その後にnab-パクリタキセル/ゲムシタビンを投与する場合とFOLFIRINOXを投与する場合では、切除が可能になる率(コンバージョン率)に差がない可能性が示された。奏効率など他の有効性の指標でも有意な差はつかなかった。一方、探索的な開腹をした後に2次的切除を行うことは、全生存期間の延長と関連する可能性も示された。多施設無作為化フェーズ2試験であるNEOLAP試験の結果明らかになった。
Source: 一般情報
切除不能局所進行膵癌のコンバージョン率はnab-パクリタキセル/ゲムシタビンとFOLFIRINOXで差がない可能性【ESMO2019】

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