HR陽性乳癌におけるCDK4/6阻害薬の最適な治療戦略は?

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ASCO2020では、早期から進行期までのホルモン受容体陽性HER2陰性乳癌に対し、今後の治療戦略を考えるうえで注目された複数の発表がありました。PARSIFAL試験から進行乳癌に対する1次治療のパルボシクリブと併用するパートナーはこれまで通り、AIとの併用と考えられる結果が示されました。また、パルボシクリブによる1次治療中のESR1遺伝子変異の出現について探索的な解析を行ったPADA-1試験、CDK4/6阻害薬とAIを併用後にPIK3CA変異を認めた患者を対象にPI3Kα阻害薬alpelisibとフルベストラントの併用を評価したBYLieve試験からは、1次治療のAIやCDK4/6阻害薬に耐性となった後の治療戦略につながる報告がりました。この他、術前内分泌療法に関する試験なども含め、がん研有明病院乳腺センター乳腺内科医長の原文堅先生に御解説をいただきました。
Source: 一般情報
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