ニボルマブ+化学療法で進行胃癌の1次治療が10数年ぶりの進歩

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ESMO2020では、進行胃癌の1次治療において、ポジティブな結果が得られた2つの試験が注目を集めました。CheckMate 649試験では、1次治療としてニボルマブ+化学療法は、化学療法のみと比べて、CPS5以上の患者、さらにはCPSに関わらずOSとPFSを有意に延長しました。日本、韓国、台湾で行われたフェーズ2/3のATTRACTION-4試験のフェーズ3の部分から、1次治療として、all comerの対象で、ニボルマブ+化学療法によるPFSの有意な延長が示されました。OSでは化学療法のみと比べて有意差はなかったものの、ニボルマブの併用によりOS中央値は17カ月を超える結果となりました。これらの結果の解釈、今後の実地臨床に与える影響について、国立がん研究センター中央病院消化管内科長・副院長の朴成和先生に御解説をいただきました。
Source: 一般情報
ニボルマブ+化学療法で進行胃癌の1次治療が10数年ぶりの進歩

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