高リスクHR陽性乳癌の術後補助療法でCDK4/6阻害薬の併用は再発を抑制

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2020 Virtual San Antonio Breast Cancer Symposiumでは、アベマシクリブと標準的な内分泌療法の併用を評価したmonarchE試験の主要解析結果が発表されました。高リスクの早期乳癌患者で中間解析と同様に、iDFSの有意な延長が確認されました。一方、パルボシクリブと標準的な内分泌療法を併用したPENELOPE-B試験ではiDFSの有意な延長は示されませんでした。またオンコタイプDXの再発リスクスコアが25以下でリンパ節転移個数が1から3個のHR陽性乳癌を対象としたRxPONDER試験の中間解析から、閉経前の患者においては、術後補助療法として標準的な内分泌療法への化学療法の上乗せが有効であることが示されました。これらの試験結果の解釈と実地臨床への影響について、愛知県がんセンター岩田広治先生に解説していただきました。
Source: 一般情報
高リスクHR陽性乳癌の術後補助療法でCDK4/6阻害薬の併用は再発を抑制

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