長期観察から見えてきた肝細胞癌に対する免疫療法の特徴とは?

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切除不能肝細胞癌の1次治療としてアテゾリズマブとベバシズマブの併用療法、2次治療としてペムブロリズマブ単剤およびニボルマブとイピリムマブの併用療法は、長期観察でも有効であることがASCO GI 2021で報告されました。癌免疫療法(IO)による良好な長期成績が確認される一方で、他の癌とは異なる肝細胞癌での特徴も見えてきました。また、切除やアブレーション治療ができない患者を対象にTACEとソラフェニブの併用を検討したTACTICS試験から、TACE単独に比べてPFSは延長するが、OSは延長しなかったことも発表されました。これらの試験の解釈と肝細胞癌に対するIOの特徴、そして今後の治療開発について、国立がん研究センター東病院肝胆膵内科長の池田公史氏に解説していただきました。
Source: 一般情報
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