悪性胸膜中皮腫の1次治療でのニボルマブとイピリムマブ併用のOS延長効果は3年観察でも持続【ESMO 2021】

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 切除不能悪性胸膜中皮腫の1次治療として、抗PD-1抗体ニボルマブと抗CTLA-4抗体イピリムマブの併用療法が、標準的な化学療法(ペメトレキセドとシスプラチンまたはカルボプラチン)よりも全生存期間(OS)を延長する効果が持続していることが3年間の観察で明らかとなった。フェーズ3試験であるCheckMate-743試験の観察期間が3年以上と、1年以上治療期間終了からたった解析の結果示された。また探索的な解析から、炎症遺伝子シグネチャーが高い患者でニボルマブとイピリムマブ併用のOS改善効果が高いことも分かった。
Source: 一般情報
悪性胸膜中皮腫の1次治療でのニボルマブとイピリムマブ併用のOS延長効果は3年観察でも持続【ESMO 2021】

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