18遺伝子および5遺伝子シグナチャーがHER2陽性乳癌の独立した予後予測マーカーとして有用か【ESMO Breast 2022】

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 NeoALLTO試験(NCT00553358)の治療前後における生検検体の遺伝子発現プロファイルから、無イベント生存期間(EFS)と有意に関連する18遺伝子を選択、統合して連続型変数とした遺伝子シグナチャー(S18)およびこれを5遺伝子にまで簡素化したシグナチャー(S5)により、HER2陽性(HER2+)早期乳癌患者を予後の異なる2群に分けることが可能だった。異なる遺伝子解析プラットフォームやin silico解析、術後補助療法の臨床試験の患者集団でも検証され、S18、S5がHER2+早期乳癌患者において、従来の臨床病理学的因子から独立した予後予測バイオマーカーとして有用である可能性が示された。
Source: 一般情報
18遺伝子および5遺伝子シグナチャーがHER2陽性乳癌の独立した予後予測マーカーとして有用か【ESMO Breast 2022】

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