術前補助化学療法(NAC)後の再発リスクが高いHER2陰性乳癌において、術後補助療法としてのsacituzumab govitecan-hziyはカペシタビンと比較して全般的に有害事象発現率が高いことが、フェーズ3試験SASCIAの中間解析で示された。特に血液毒性は全グレードで97.8%、グレード3-4は55.6%に及んだが、既知のプロファイルであり、ガイドラインで推奨されている支持療法を厳密に遵守することが重要であるとされた。データモニタリング委員会(IDMC)は変更点なく試験の継続を勧告したことも明かされた。
Source: 一般情報
NAC後再発高リスクのHER2陰性乳癌に対するsacituzumab govitecanで高い血液毒性、支持療法の厳密な遵守で試験は続行【ESMO Breast 2022】
NAC後再発高リスクのHER2陰性乳癌に対するsacituzumab govitecanで高い血液毒性、支持療法の厳密な遵守で試験は続行【ESMO Breast 2022】
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