貼付薬による皮膚症状にどう対応する?

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 近年、アルツハイマー型認知症治療薬や過活動膀胱治療薬、β1遮断薬など全身作用を示す経皮吸収型製剤が続々と登場し、広く使用されている。高齢になると、嚥下機能や身体機能が低下し、自力での内服が困難となっていく。そのため簡便かつ介助者の負担を軽減できる貼付薬のニーズはますます高まっている。 貼付薬は、製剤中の薬物が角層を透過し、体内に移行して効果を発揮する。薬物の角層への移行に影響を与える因子としては、皮膚からの水分喪失量、角層水分量、皮膚pH、体温などがある。また、貼付薬側の因子としては、皮膚との親和性、主成分の皮膚中への拡散、さらには皮膚への粘着性などが影響をもたらす。 一方で、貼付薬は
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