2023年、年が明けて最初の訪問診療の日のことでした。Aさんのおうちを訪ね、挨拶をして部屋の中に入ります。Aさんはいつものようにベッドに寝ていました。彼は独居の70代男性で、腹部大動脈瘤があり、降圧薬を内服しています。彼の腹部大動脈瘤は、本来なら手術適応なのですが、いろんな事情があり、手術はせずに経過観察となっていました。大動脈瘤以外は、特に大きな疾患を抱えているわけではないのですが、Aさんはいつも「自分はもうあちこち悪くて体がボロボロでこの先長くない」と訴える人でした。
Source: 一般情報
天国からのお花見キャンセル
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