医療部会、2024年の同時改定に向け議論を開始

　社会保障審議会医療部会が2023年8月25日に開かれ、2024年の診療報酬改の基本方針を決める議論を開始した。前回の2022年診療報酬改定の基本方針を振り返った上で、各委員から意見が出された。光熱費や物価高騰への対応や医師の働き方改革に対する意見などが多く挙がった。今後は今回の議論を基に厚労省が資料を提示し、議論を深めていく。医療部会と医療保険部会で同時に議論を進め、12月上旬ごろに診療報酬の基本方針を決定する見込みだ。　部会長の遠藤久夫氏（学習院大学経済学部教授）は冒頭、基本方針について医療部会で議論されるようになった経緯を振り返った。「中医協が診療報酬点数の設定を通じて医療政策を誘導しているのではな
Source: 一般情報
医療部会、2024年の同時改定に向け議論を開始