甲南医療センターの専攻医過労死で遺族が提訴、過重業務が常態化か

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 甲南医療センター(神戸市東灘区)消化器内科専攻医の高島晨伍氏(当時26歳)が過労自死に至った件で、遺族は2024年2月2日、開設者である公益財団法人甲南会と、理事長で同センター院長の具英成氏を相手取り、2億3400万円の損害賠償を求めて大阪地裁に提訴した。同日行われた記者会見で、原告側代理人の波多野進氏は、「以前より職員から労働環境改善の訴えがあったにもかかわらず高島氏が自死してしまったため、医師ら職員の適正な労働体制を構築すべき立場の両人に本件への責任が大きいと考えた」と説明した。 西宮労働基準監督署は、極度の長時間労働を根拠に高島氏の自死を労災認定している(関連記事:自死した医師の遺族らが経緯を説明
Source: 一般情報
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