高リスクStage III大腸癌の術後補助化学療法としてSOXはUFT/LVにDFSで優越性を示せないことを再確認、ACTS-CC 02試験の最終結果【ASCO GI 2021】

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 治癒切除を受けた再発高リスクStage IIIの大腸癌患者の術後補助化学療法として、S-1/オキサリプラチン(SOX療法)は、UFT/ロイコボリン(LV)療法に対し、無病生存期間(DFS)で優越性を示せないことが、フェーズ3のランダム化比較試験ACTS-CC 02の最終解析で再確認された。5年全生存率(OS率)は同様だった。ただし、T4N2bなどの進行例では、オキサリプラチンベースのレジメンがより有効であることが示唆された。1月15日から17日までWEB上で開催されている2021 Gastrointestinal Cancers Symposium(ASCO GI 2021)で、兵庫医科大学外科学下部消化管外科/市立豊中病院がん診療部の冨田尚裕氏が発表した。
Source: 一般情報
高リスクStage III大腸癌の術後補助化学療法としてSOXはUFT/LVにDFSで優越性を示せないことを再確認、ACTS-CC 02試験の最終結果【ASCO GI 2021】

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