RAS野生型を除く高齢大腸癌の1次治療にオキサリプラチンの追加は無理をせず

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進行大腸癌の1次治療において、70歳以上の患者では、フルオロピリミジンとベバシズマブの併用療法にオキサリプラチンを追加投与しても生存期間の改善は認められないことが、RESPECT試験から示されました。2次治療おいては、抗EGFR抗体薬と化学療法による1次治療を受けたRAS野生型でFOLFIRI+ラムシルマブが有効であることが、JACCRO CC-16試験で確認されました。またGALAXY研究から、手術後の血中循環腫瘍DNAの継続的な解析で、手術可能大腸癌の術後補助化学療法が必要な患者の同定が可能なことが報告されました。ASCO GI 2022で発表された、これらの結果の解釈と日常診療での応用について、聖マリアンナ医科大学臨床腫瘍学講座教授の砂川優先生に解説していただきました。
Source: 一般情報
RAS野生型を除く高齢大腸癌の1次治療にオキサリプラチンの追加は無理をせず

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