新規診断MMに対する幹細胞移植後のKRd療法はレナリドミド維持療法と比較してPFSを有意に延長【ASCO 2022】

投稿日:

 多発性骨髄腫(MM)に対する幹細胞移植後の治療として、カルフィルゾミブ+レナリドミド+デキサメタゾン(KRd療法)を行うことにより、標準治療であるレナリドミド維持療法と比較して無増悪生存期間(PFS)が延長することがフェーズ3試験ATLAS(NCT02659293)で示された。この試験では、サイクル6で微小残存病変(MRD)を測定し、IMWG基準のMRD陰性を得た細胞遺伝学的リスク標準(標準リスク)の患者では、サイクル8以降はレナリドミド単剤療法に移行(de-escalation)する”MRD-directed risk-adapted KRd Maintenance”が組み込まれており、研究グループは、この治療法は移植後のMMに対する新たな標準治療となる可能性があるとした。
Source: 一般情報
新規診断MMに対する幹細胞移植後のKRd療法はレナリドミド維持療法と比較してPFSを有意に延長【ASCO 2022】

-未分類

Copyright© 医学学会ニュース , 2024 AllRights Reserved Powered by AFFINGER4.