新型コロナウイルス感染症(COVID-19)患者を600人以上受け入れてきた聖路加国際病院でCOVID-19診療の最前線に立つ同院呼吸器センター医長の西村直樹氏。前編ではデルタ株の急性増悪の現状と管理のポイントにつて紹介してもらったが、後編では、ステロイド療法に残された課題である、適切な用量、開始・終了時期、投与期間などについて聞いた(聞き手はJCHO東京山手メディカルセンターの徳田均氏、文中敬称略)。徳田 前編(コロナを急性増悪させる「トイレ歩行」に要注意)では、聖路加国際病院のコロナ診療の現状として、挿管ぎりぎりの呼吸状態では腹臥位と安静のための尿道カテーテル導入など、たいへん興味深いお話をお伺いしました。後
Source: 一般情報
コロナへのステロイド、及び腰も勇み足もNG?
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