難治性の気管支喘息に新たな生物学的製剤

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 2022年9月26日、気管支喘息治療薬のテゼペルマブ(遺伝子組換え)(商品名テゼスパイア皮下注210mgシリンジ)の製造販売が承認された。適応は「気管支喘息(既存治療によっても喘息症状をコントロールできない重症または難治の患者に限る)」、用法用量は「成人及び12歳以上の小児に1回210mgを4週間隔で皮下に注射する」となっている。 気管支喘息は、「気道の慢性炎症を本態とし、変動性を持った気道狭窄(喘鳴、呼吸困難)や咳などの臨床症状で特徴付けられる疾患」と定義されている。気管支喘息の治療は、吸入薬を用いた薬物療法が基本で、加圧噴霧式定量吸入器(pMDI)やドライパウダー吸入器(DPI)などが用いられている。国内外のガ
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難治性の気管支喘息に新たな生物学的製剤

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