中途覚醒によく見られる証と漢方処方

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 緊張しやすく、焦燥感が強く、じっとしていられないほうです。中途覚醒のために睡眠が十分足りていないのか、昼間に強い眠気に襲われ、昼寝をしています。冬でも寝汗をかきます。舌は紅く、舌苔はあまり付着していません。 この患者さんの証は、「心腎不交(しんじんふこう)」です。緊張の持続などにより心火と腎陰虚が同時に生じ、中途覚醒するようになったのでしょう。 この体質の場合は、漢方薬で心火を冷まし、腎陰を潤すことにより、中途覚醒の治療を進めます。この患者さんには、黄連阿膠湯(おうれんあきょうとう)を服用してもらいました。服用を始めて2カ月後、相変わらず入眠して3時間後に目が覚めますが、そのあと再び目
Source: 一般情報
中途覚醒によく見られる証と漢方処方

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