「社会を癒す」政策の貴重なモデル

　激動の2022年が幕を閉じ、新たな年が始まろうとしている。ロシアのウクライナ侵攻、安倍元首相銃撃事件、急激な円安に物価高と22年は激しく揺れた。医療界では、やはりコロナ禍だ。春先の第6波で感染力の強いオミクロン株が蔓延し、やや弱毒化したとはいえ、2月22日には1日の死亡者数が277人を記録した。いったん感染は収まったかに見えたが、夏の第7波で急拡大。9月2日には死亡者数が347人まで増えた。　そして第8波が拡大している現在、12月22日と24日に死亡者数は339人に上り、年末年始の人の動きでさらに増えそうだ。おそらく第7波のピークを超えるのは時間の問題だろう。医療現場のひっ迫は避けようがない雲行きだ。　この危機的
Source: 一般情報
「社会を癒す」政策の貴重なモデル