新型コロナウイルス感染症の第8波に突入し、医療機関においても多くのクラスターが発生するなど厳しい状況に置かれています。この感染症に対する感染対策については、新たなエビデンスも蓄積しておりますので、今回、第5版として改訂版を公開させていただきます。
社会はウィズコロナに近づこうという雰囲気が広がってきてはいますが、感染拡大の影響をまともにうけるのは医療機関ですので、医療の現場において感染対策を緩める時期はまだ先だと思われます。ただし、過剰な対策は見直していく必要がありますので、新しいエビデンスも含めて理にかなった適切な感染対策を実施していただき、この状況を乗り越えていただくことを願っております。
医療機関における新型コロナウイルス感染症への対応ガイド(第5版)
2023年1月17日
委員長
松本 哲哉(国際医療福祉大学)
ガイド作成担当者(五十音順)
泉川 公一(長崎大学)
大曲 貴夫(国立国際医療研究センター)
忽那 賢志(大阪大学大学院)
國島 広之(聖マリアンナ医科大学)
黒須 一見(国立感染症研究所)
坂本 史衣(聖路加国際病院)
高野八百子(慶應義塾大学病院)
藤田 烈(国際医療福祉大学)
三﨑 貴子(川崎市健康安全研究所)
森兼 啓太(山形大学医学部附属病院)
吉川 徹(労働安全衛生総合研究所)
Source: 日本環境感染学会
医療機関における新型コロナウイルス感染症への対応ガイド(第5版)の公開について