書籍紹介『小児感染症の微生物検査の進め方』（南山堂）

　子どもの診療を行っていると、毎日感染症に遭遇します。その割に、正しい検査の手法を体系的に学ぶ機会はなく、疑問をもちながら検査を出していることが多いと思います。本書はそんな小児感染症の微生物検査を取り扱った唯一無二の書籍で、現場の疑問に答えてくれます。　編者の堀越裕歩先生は国内最大級の小児医療施設で感染症部門を立ち上げ、世界を股にかけて活躍する臨床感染症のプロフェッショナルです。著者に名を連ねる面々も、連日血液培養が陽性になるような環境で濃厚な経験を積んだ強者ばかりです。本書には、編者・著者らが、実践とエビデンスの吟味を経て培った基本と思考過程が貫かれ、最適な検査のあり方について書かれてい
Source: 一般情報
書籍紹介『小児感染症の微生物検査の進め方』（南山堂）