肺癌オリゴ転移に対する局所治療のベネフィットを受ける患者とは

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 遠隔転移を有する肺癌に対する標準治療は薬物療法だが、転移の個数が限られている「オリゴ転移」であれば、局所治療の追加により長期予後を得られる患者が存在する。日本では2020年4月に5個以内のオリゴ転移に対する体幹部定位放射線治療(SBRT)が保険適用となり、進行肺癌でも局所治療の追加を検討する場面が増えてきているという。しかし限られた個数とはいったい何個なのかについてさえ世界的に明確な基準は確立されておらず、実臨床におけるオリゴ転移に対する治療はエビデンスを確立するための臨床試験と並行して手探りで進められているのが現状だ。
Source: 一般情報
肺癌オリゴ転移に対する局所治療のベネフィットを受ける患者とは

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