進行・再発膵癌の1次治療はnab-パクリタキセルとゲムシタビンの併用がmFORFIRINOX、S-IROXよりも適切【ESMO 2023】

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 転移を有するまたは再発膵癌の1次治療として、nab-パクリタキセルとゲムシタビンの併用療法は、mFORFIRINOX、S-IROX(S-1、イリノテカン、オキサリプラチン)よりも適していることが明らかとなった。3つの治療法の有効性と安全性を比較した多施設無作為化オープンラベルフェーズ2/3試験であるJCOG1611試験(GENERATE試験)のフェーズ3部分の中間解析で、全生存期間(OS)中央値はnab-パクリタキセルとゲムシタビンの併用療法が最も長く、最終解析で他の2つの治療法が上回る可能性がほとんどないことが判明したため、試験は無益として中止された。国立がん研究センター中央病院の大場彬博氏が発表した。
Source: 一般情報
進行・再発膵癌の1次治療はnab-パクリタキセルとゲムシタビンの併用がmFORFIRINOX、S-IROXよりも適切【ESMO 2023】

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