大学時代、薬理学の講義で、アゴニストだのアンタゴニストだのと言う言葉が出てきて、「なんやねんそれは!?」となってしまいました。agonistの「ago」はギリシャ語で「作用」という意味があります。これは英語の「act」と同じです。なんらかの受容体に結合して、情報を細胞の内部に伝達する物質のことで、日本語ならagonistは「作動薬」となります。「ant」はそのままアンチです。アンチワクチン派とかアンチ院長派とか悲しい言葉があるように、反対を意味する言葉です。このコラムを読んでいただいている方にアンチ薬師寺派はいないと信じておりますが、要するにアンタゴニストはant-agonistで、ある薬の作用を打ち消す薬剤のことを意味しま
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オノアクト、メイアクト
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