進行食道癌の1次治療でペムブロリズマブと化学療法併用の生存期間延長効果は持続的、5年OS率10.6％【ASCO GI 2024】

　進行食道癌の1次治療として、抗PD-1抗体ペムブロリズマブと化学療法（シスプラチン＋5-FU）の併用が、化学療法のみと比べて全生存期間（OS）と無増悪生存期間（PFS）を延長する効果は持続的なことが明らかとなった。大規模フェーズ3試験であるKEYNOTE-590試験の約5年間の観察の結果、ITTにおける5年全生存率はペムブロリズマブと化学療法の併用を受けた患者が10.6％、プラセボと化学療法の投与を受けた患者が3.0％だった。　1月18日から20日に米サンフランシスコで開催されているASCO Gastrointestinal Cancers Symposium（ASCO GI 2024）で、米Weill Cornell Medical CollegeのManish A. Shah氏が発表した。　
Source: 一般情報
進行食道癌の1次治療でペムブロリズマブと化学療法併用の生存期間延長効果は持続的、5年OS率10.6％【ASCO GI 2024】