今回の症例は、肝硬変／2型糖尿病の既往がある70歳代男性です。来院1年前に肝性脳症による入院歴があります。来院前日の夕食時、ベッドから起き上がれない状態で、ブドウ糖タブレットを1つ飲み就寝。その翌日の朝、反応が全くないため救急要請となりました。市中肺炎を契機とした糖尿病性ケトアシドーシス、高浸透圧性高血糖状態、肝性脳症、脱水に伴う腎前性AKI（急性腎障害）などを鑑別に入院。一旦改善した意識障害は第8病日に再燃し、不随意運動も出現しました。「難しい」との声も出る中、どのような診断推論が展開されたのでしょうか。
Source: 一般情報
一旦改善した意識障害が再燃、不随意運動も出現
一旦改善した意識障害が再燃、不随意運動も出現
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