国立がん研究センターは7月19日、進行固形癌で分子プロファイル解析から同定されたバイオマーカーに適合する標的治療を受けた患者は、標的治療を受けなかった患者よりも生存期間が延長することが分かったと発表した。国立がん研究センターの吉野孝之氏、橋本直佳氏らが、産学連携全国がんゲノムスクリーニングプロジェクトであるSCRUM-Japan MONSTAR-SCREENプロジェクトで行われた4つの多施設共同研究の統合解析を行った結果示された。同定した標的に対する治療を行うことで生存期間が延長し、「がん個別化医療」の意義が確認されたという。
Source: 一般情報
適合した標的治療を受けた進行固形癌患者は標的治療を受けなかった患者より生存期間が延長、大規模統合解析で判明
適合した標的治療を受けた進行固形癌患者は標的治療を受けなかった患者より生存期間が延長、大規模統合解析で判明
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