メインテーマ:
「幼少期の腸内環境が成長後の生体機能に及ぼす影響」
シンポジウムコンビーナー:東京農工大学 永岡謙太郎
主催:Hindgut Club Japan
テーマ概要:Developmental Origins of Health and Disease(DOHaD)概念は、「胎仔期や生後早期の栄養状態や環境が成長後の健康に影響を及ぼす」と定義され、ヒトにおいては“The first 1000 days(受胎から2歳まで)”としてその重要性が広く認知され始めている。生体の様々な機能維持に貢献する腸内細菌叢は、産まれて間もなく本格的な形成が始まる。乳仔期にはビフィズス菌属や乳酸桿菌属が優勢の腸内細菌叢が維持されるが、生後6ヶ月ごろから離乳食(固形食)が開始されると腸内細菌叢の多様性が増加していき、3歳ごろまでにほぼ成人と同じ安定した組成となる。DOHaD概念と合致して幼少期の腸内環境の乱れが、将来の生活習慣病や多くの慢性疾患に繋がることが示唆されている。本シンポジウムでは、幼少期の腸内環境がアレルギー、肥満、記憶、社会行動に及ぼす影響について話題提供を行う。
プログラム
第一部:ポスターセッション・Hindgut Club奨励賞選出
- ポスター発表要項と奨励賞の応募要項は下記事務局までお問い合わせ下さい。
第二部:メインセッション
「幼少期の腸内環境とアレルギー」 村田 幸久(東京大学)
「幼少期の腸内環境と肥満」 岡松 優子(北海道大学)
「幼少期の腸内環境と記憶」 永岡 謙太郎(東京農工大学)
「幼少期の腸内環境と社会行動」 菊水 健史(麻布大学)
総合討論
Source: 日本生理学会
第27回Hindgut Club Japanシンポジウム開催のご案内