「時間外労働の上限時間」より「宿日直の定義」が問題だ

「ただ、「労働密度がまばら」という感覚的な表現では、労基署ごとに判断にばらつきが出る。『もっと具体的に睡眠時間●時間を確保できた場合』など条件を示すのでない限り、『宿日直』＝『労働時間』扱いとなりかねない」。医師の働き方改革のあり方を巡っては、3月末に厚生労働省の「医師の働き方改革に関する検討会」が、残業時間の上限時間に一部特例を設けて1860時間とする最終報告書を取りまとめた。日本病院会会長の相澤孝夫氏に今後の課題について話を聞いた。
Source: 一般情報
「時間外労働の上限時間」より「宿日直の定義」が問題だ