HIVに感染している心不全患者の心突然死のリスクは非感染者より高い

投稿日:

 ヒト免疫不全ウイルスに感染(PHIV)している心不全で急性非代償性心不全による入院患者の心突然死(SCD)の発生率とSCDのリスク因子に関するレトロスペクティブ研究が米国の単一施設を受診した患者を対象に行われた。解析の結果、PHIV心不全患者でのSCD発生率は非感染者よりも有意に高く、SCDのリスク因子として、冠動脈疾患(CAD)、CD4陽性細胞数低値、コカイン使用、β遮断薬の非服用、左室駆出率(LVEF)低値、広いQRS幅が同定された。この結果はJ Am Coll Cardiol HF誌9月号に掲載された。 PHIVは、HFのリスクが高い可能性が指摘されていることに加え、心不全に罹患していなくてもSCDのリスクが高いと考えられている。また、SCDの主
Source: 一般情報
HIVに感染している心不全患者の心突然死のリスクは非感染者より高い

-未分類

Copyright© 医学学会ニュース , 2024 AllRights Reserved Powered by AFFINGER4.