日本人腎癌の1次治療で有用性が示されたI-O+TKI、I-Oを上手に活用する時代に

投稿日:

 欧州臨床腫瘍学会で、進行腎細胞癌患者の1次治療としてアベルマブとアキシチニブの併用療法は、スニチニブ単独に比べて無増悪生存期間を延長することを示したJAVELIN Renal 101試験の日本人データが発表され注目を集めました。癌免疫療法とチロシンキナーゼ阻害薬の併用療法で日本人のデータが報告されたのは初めてになります。一方、TKIによる術後補助療法については、再発リスクが高・中等度の患者を対象にソラフェニブの1年投与、3年投与が検討されましたが、有用性は証明できませんでした。これらの結果を中心に、腎細胞癌の治療シークエンスと術後補助療法の意義について、近畿大学医学部泌尿器科学主任教授の植村天受氏に解説していただきました。
Source: 一般情報
日本人腎癌の1次治療で有用性が示されたI-O+TKI、I-Oを上手に活用する時代に

-未分類

Copyright© 医学学会ニュース , 2024 AllRights Reserved Powered by AFFINGER4.